「N/KOSMOS-コスモス」公演情報

ポーランドを代表する近代文学作家、ヴィトルド・ゴンブローヴィッチの「KOSMOS」を原作に、2023年2月、ポーランドにて滞在制作・公演が行われた「KOSMOS-コスモス」。ポーランドと日本の文化芸術団体による舞台芸術の国際共同制作であり、ポーランドの国際共同制作パートナーのグロトフスキ研究所にとっては、初めて海外の演出家に完全に芸術的な方針を任せた大型国際共同制作作品となりました。

火の鳥プロジェクト第一章として大盛況にて幕を閉じたこちらの作品が、「N/KOSMOS-コスモス」として東京にて上演!

ー思い込みによって破壊されてゆく秩序、混沌とした世界を、現在形の世界として表現。妄想と混迷の世界が現実として映し出されている今、自分勝手な矢印を思い込みで作り出したり、矢印らしきものを示されるとそれに従ってしまったりする人間の弱さを通して、人とは何かを改めて問い直します。

小池博史ブリッジプロジェクト × グロトフスキ研究所(ポーランド)
「N/KOSMOS-コスモス」舞台公演


宙吊りにしてあげる。ぶら下げてあげる。これが調和だ!

亡命作家、ゴンブローヴィッチが書いた最後の小説「コスモス」を大胆にアレンジし
ポーランドで世界初演!グロトフスキもびっくりの「KOSMOS(コスモス)」公演が日本に凱旋!

★人間の行動の歪みが壮観なまでに表出され、無駄が削ぎ落とされた鋭利さが際立つ。
-ベアタ・ゴルシュカ(ポーランド・批評家)


【 公演場所 】
東京芸術劇場 シアターイースト
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目8−1

【 公演日時 】
2024年3月21日(木)〜24日(日)
アフタートーク ★

3月21日(木)19:00開演
3月22日(金)19:00開演 ★ 小池博史(演出家)× 西成彦(比較文学者)
3月23日(土)13:30開演/18:30開演 ★ 小池博史(演出家)× 山城知佳子(映像作家、美術家)
3月24日(日)14:00開演

【 入場料】
前売券:一般 5,500円/U25 3,300円/高校生以下 2,800円
当日券:一般 6,000円/U25 3,800円/高校生以下 3,300円
※全席自由(入場整理番号付)
※当日、年齢の確認できるものを提示していただく可能性があります。

【チケットリンク】
◆Peatix
https://n-kosmos.peatix.com/

◆チケットぴあ
http://ticket.pia.jp/pia/event.ds?eventCd=2339537

◆東京芸術劇場ボックスオフィス
https://tmt.pia.jp/
電話 0570-010-296
<受付時間>10:00~19:00(休館日を除く)

チケットに関するお問い合わせ:hkbpyoyaku@gmail.com
※3才以下のお子様のご入場はご遠慮ください。                        

【出演者・スタッフ】
演出・脚本・構成・振付:小池博史
演奏・作曲:ヴァツワフ・ジンペル
出演:松島誠、今井尋也、荒木亜矢子、中島多羅、野村陽介、シルヴィア・H.レヴァンドスカ、マレク・グルジンスキ、カシュカ・ドゥデク、ダビット・バロヤン、アリチア・チルニヴィッチ

美術:山上渡、小池博史
映像:アドリアン・ヤカウスキ、岸本智也
衣装:エディタ・クリシェヴィッチ
照明:森規幸、ヤロスワフ・フレット、ダニエル・クズマ
音響:深澤秀一
人形・小道具:マウゴシャタ・ブラシュカ、森聖一郎
翻訳:シェミスラフ・シュタフィエ
舞台監督:阪野一郎
撮影・編集:白尾一博
宣伝美術:梅村昇史
制作:穂坂裕美、黒田麻理恵、中谷萌、栁澤梨夏、金井玲奈

主催:株式会社サイ
共催:グロトフスキ研究所(ポーランド)
協賛:蓑田秀策、ポーランド広報文化センター、EU・ジャパンフェスト日本委員会
後援:外務省、豊島区
協力:株式会社長谷萬、株式会社黒山社中、EARTH+GALLERY、シルクロード能楽会、株式会社パパドゥ、(株)ティーエムオー(サンクチュアリ)、ブリッジズファウンデーション、公益財団法人セゾン文化財団、急な坂スタジオ
都民芸術フェスティバル主催:東京都/公益財団法人東京都歴史文化財団
Adam Mickiewicz Institute、Ministry of Culture and National Heritage Republic of Poland、Co-financed by the Minister of Culture and National Heritage of the Republic of Poland

公演に関するお問い合わせ/ CONTACT US:
株式会社サイ/小池博史ブリッジプロジェクト-Odyssey

TEL:03-3385-2066
mail: sai@kikh.com
HP:https://kikh.org/


「コスモス」あらすじ
(原作:ヴィトルド・ゴンブローヴィッチ/1965年出版)
主人公の青年が借りた部屋の周辺では、不可解な出来事が次々と起こりはじめた。青年は、その出来事を観察しはじめる。しかし、彼の頭の中はそれ以上に、住民の若き夫婦の情事や、夫人の小間使いの唇に支配されていくこととなる。そして、青年が頭で考えることは、次第に混迷していく…。

コメントを残す